ニューヨーク近代美術館『MoMA』公式サイトのご紹介です。
MoMAは多様な地域、国内、更には国際的な聴衆によるモダン・コンテンポラリーアートに対する、より深い理解と喜びを奨励することを理念に教育機関として設立され、高品質な展覧会や教育プログラムの実施がされています。
こちらのサイトで展示品の紹介・作者の紹介・オンラインマガジン・オンラインショップ・イベント紹介などが閲覧できるようになっています。
1カラムレイアウトで画像が多く余白を大きくとり、背景は白文字は黒の太文字、書体はMoMAフォントが使われモノトーンで力強く主張し、「ザ・モダン」と呼ばれたモダンアートの殿堂にふさわしいシックでモダンな作りになっています。
余談ですが…フォントについて少しご紹介します。
フォントはデザインするうえで、イメージに大きくかかわるものだと思います。
”THE NORTH FACE”とか無印良品の”MUJI”とか”FENDY”のロゴなど企業やブランドのサインなどでも、Helvetica(ヘルベチカ)のフォントは数多く使用されています。
Helveticaの最大の特徴はわかりやすく、すべての人に対して読みやすく、シンプルな美しさを兼ね備えています。デザイン自体には癖もなく何にでも合わせることができます。このような特徴から、ロゴデザインに限らず、世界中の空港や駅にも数多く使用されています。
Helveticaと類似し文字幅はまったく同じですが,細部のデザインが異なります。デザインが異なる文字は,スプアと呼ばれる突起がない“G”、テールが長い“R”、テールがない“a”、入り抜きが傾斜した”t”などです。HelveticaインストールされていないWindowsシステムでは代用書体として重用されています。
【ArialとHelveticaのデザイン比較】
トレンドは日々移り変わるものなので常にトレンドをチェックし参考にすることは大切なことだと思います。
font:”MoMA Sans”, “MoMA Sans”, Helvetica, sans-serif
color:#000000 #ffffff